枯れた涙のその先に


そのままの疑問をぶつけるしかないほど、ポカーンとした状況だ。

「もおー!おはようって返してくれてもいいじゃん!」

ノリ悪いーなんて言いながら頬を膨らませる。

「朝からそんなハイテンションで挨拶されても困るんだけど。」

「え〜。つまんないな〜」

「つまんなくて結構よ。」

なんなの?
やっと一人になれたと思ったのに。