枯れた涙のその先に


朝からいつもと違うことがおきてびっくりしたけど、学校に来れば何も変わらない。

誰かに声をかけられることもなく一人でいることができる。

さぁ今日も一日頑張ろう!

教室の扉を開けいつも通り自分の席に向かうと、本日二度目の無視できない光景を目撃してしまった。

「おはよー!」

笑顔で手を振る南ハナ。
そして、彼女のいる場所は私の席。

「何してんの?」