『仲間』 その言葉をリョウが言った瞬間。心がズキズキした。 「いや……本当にムリだから…」 嫌な記憶がよみがえる。 断るのに、みんなは引き下がってくれない。 お願いだから諦めてよ。 思い出したくない。 だんだん頭も痛くなってきてみんなの声が聞こえなくなる。