枯れた涙のその先に


彼が歩き出すとみんなが道を開けて、頭を下げる。

やだなぁ〜
と思いながらも彼の後を追う。

連れてこられたのはさっきの場所から少し離れたところにある2階の部屋

「ここだよ。」

開かれた扉の中には4人の男がいた。

「座って。」

金髪イケメンボーイに言われ、1人掛けのソファー座る。

まぁ予想はしてたけど、この部屋にいるのも全員不良だ。