枯れた涙のその先に


飛んできた拳を全部よけ、急所に1発づつ蹴りを入れた。

「うゔ、、、」

うずくまる3人の男たち。

「もう終わり?つまんなーい」
「てめぇ!」
「そんなに女と遊びたいから、その頭の悪そうな見た目と喋り方を直してから出直して来な。ちなみに、さっき警察に連絡したからそろそろ来るんじゃない?」
「チッ、、、行くぞ。」

3人は慌てて逃げていった。「覚えてろよ」って言われたけど、たぶん明日には忘れるわ

振り返ると女の子が座り込んでいた。
あれ?

「南さんじゃん!」
さっきはよく見てなかったけど、絡まれていたのはクラスメートだった。