枯れた涙のその先に


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「ゲホッ…ゲホッ…ハァー、ハァー」

死ぬかと思った。1度も止まらず全力疾走したから。てか、自分こんなに体力あったんだ。

ちょっと感動

「さてと!」

私が着いた場所は、倉庫

1人で来たのは初めてだったから少し緊張したけど

ーーーーキィーガガッーーーー

倉庫の扉をおもいっきり開けた。

思いの外重くて、でかい音が出たから中にいる人の視線が私に一気に集まる。

「えっ⁉︎ユキナさん⁉︎どうしたんですか?今日は迎えはいらないと聞いたので、来ないと思ってたんですけど…」

ユウタが私を見て目を丸くしてる

「瀬戸ソウマは?」

だけど今は、目的を早く済ませたい。

悪いがユウタの質問は無視させてもらう。