〜驪几歌の過去〜

驪几歌side


俺は………誰だ?

何の為に生きてるんだ?

考えれば考える程分からない。

勉強はできる方だった。



ーーーそう。''だった''のだ。

いまは?分からないよ。

何日かも、何月かも、何年かさえも。


ーーーーーーーー

「嫌だ!止めろ!近づくな!こっち来んなよ!」

「お父さんが優しぃく遊んであげるから安心しな。」


バシッ ーーーぃゃ

ゲシッ ーーーーぅあぁ

ドコッ ーーーゃだぁ

ドカッーーーーーーーはぁはぁはあ。

「楽しかったなぁ」

「………はぁはぁはぁ」

「あた明日来るよ。」

奴は笑いながら出ていった。