放課後になり皆は帰り、あたしはまだ学校に残っていた。




ーーーーブゥオンブォンブォンブゥオン



正門にはバイクに跨っている女がいる。


永絆はそれを見て正門へ向かう。


月「なずちゃぁあん!」

永「やっほっ!」

あたしは手を振りながら言う。

月「なずちゃん昨日、組の日だったのに甘薇として族潰したでしょ?」

永「うん。」

月「ダメぢゃん!!一人ぢゃあぶなってゆってるでしょー!」

永「親父から許可が降りたんだよ。」

月「うー。それならいいけどぉ。それでも月卯歌連れてってよ!何かあったらどーすんの?」

永「心配してくれるのはありがたいんだけど、あたしを誰だとおもってんの?」

月「大丈夫だと思うんだけど、心配だよぉ。」

永「ごめんね。」

月「うん。」