「神楽坂君、説明が遅れてしまってごめんなさいね。
今回、佐藤君に来てもらったのはあなたを彼とユニットでデビューさせようと思ってるの。」
「!!??」
ユニット!!!!!!
「やっぱり芸能界初心者の神楽坂君をひとりで活動させるのは酷かなと思っていてね。
ちょうど佐藤君にも新しい道を歩かせたかったし。
いい機会だなって思って今回こういう決断をしたのよ。
佐藤くんはね、こう見えてうちの売り出しのアイドルなのよ。
雑誌もいくつか専属持ってるし、歌だってうまい。」
「岡部さん…こう見えては余計ですよ。」
「ふふ、ごめんなさいね。
きっとあなたと良いチームワークでやっていけると思うの。
佐藤君は芸能界慣れもしてるし、きっと力になってくれると思うわ。」
「一緒に頑張りませんか?」
佐藤くんは笑顔で問いかけてきた。
ユニット…。
芸能界も初めてでユニットなんて考えもしなかった。
だけど、佐藤くんとならやっていけるかもしれない。
そう思った。
「はい。
初めまして。
今高2の神楽坂蓮です。
分からないことだらけなのできっとご迷惑をおかけすることもあると思いますが、宜しくお願いします!!!」
「いやいや、迷惑だなんてとんでもないです。
頑張っていきましょうね!!!!」

