素敵なツアーファイナルだった。
たくさんの大好きな人に見守られて、自分たちが今ここにいると思った。
自分たちを選んでくれた。
ファンの期待をこれから先裏切ったりしちゃいけない。
これから先答えて恩返ししていかなくちゃいけない。
そう強く感じた一日だった。
すべてが終わった。
長く走り続けてきた初めての全国ツアー。
たくさんの迷いもあった。
たくさんの喜びもあった。
たくさんの困難もあった。
だけど、ともに乗り越えてきた仲間がいる。
ともに乗り越えてきたスタッフがいる。
やり終えたときの達成感は気持ちがよかった。
「奏楽…!」
「蓮…!」
強く握りしめた手は汗でぬれていた。
だけど、それは必死に全力で走り抜けたことを意味していた。

