「っは…う…」
「…う…」
涙があふれてくる。
こんな大勢の前で泣くなんてありえない。
本当情けない。
だけど、今日だけ。
今日だけだから甘えさせてください。
今日だけは許してください。
二人でこれでもかっというぐらいに涙を流した。
こんな素敵なファンに囲まれてよかった。
こんな素敵なユニットになれてよかった。
苦しみがなかった。
今まで何も迷いはなかった。
そんなことはない。
たくさん苦しんだし、悩んだりもした。
迷いの分かれ道で苦しむこともあった。
だけど、一人じゃなかったから。
隣にはいつだって大切な君がいたから。
だから前に進む勇気も出せた。
一歩を踏み出せた。
「「本当にありがとうございました」」

