同じユニットだから。
仲間だからと言ってもあいどるとしてはライバルな訳で。
だからいつだって俺は奏楽のステージから奏楽の歌やダンスから何か学ぼうという目で見てる。
奏楽が持っているものは俺とは違う。
俺と違う魅力を持つ奏楽。
そんな奏楽を見ているともっと頑張らなくちゃって自分自身のやる気が起こされる。
「3.2.1…」
スクリーンのカウントダウンが終わりステージが暗転からスポットライトへと変わる。
ファンのきたいが一気にステージへ注がれた。
「は?!」
ステージには奏楽の姿はない。
しかし、会場に響いていたのは奏楽の声だった。

