Rainbow~七色の虹に願いを込めて~






奏楽くんと出会った時も正直不安だった。
また同じ目に合ってしまったときに、それを乗り越えられるのかな?
また立ち止まらないかな?って。
だけど、蓮が選んだ人は間違ってなかったなって今では感じてる。
蓮は奏楽くんと出会い、ともに頑張ると決めた。
奏楽くんの存在は蓮を成長させる存在。
時には奏楽くんの活動の幅の広さや人気に嫉妬した。
自分より上で輝く奏楽くんの存在は蓮にとってまぶしかった。



負けたりなんかしない。
勝ち負けではないとはわかってる。
だけど、同じ仲間だとしてもアイドルとしてはライバル。
奏楽くんに負けないように、と何度も練習に励んでいた姿を知っている。



そんな風に昔より確実に蓮は成長してるのに、あたしはいったい何をしているんだろう。
あたしがしたいこと、あたしが進みたいことはなんだろう。