Rainbow~七色の虹に願いを込めて~





「先生もまさか自分の生徒がこのコンクールの大賞を取るなんて信じられないわ。
ぜひ展示会も行かせていただくわね。
あなたも時間があれば見に行きなさい。」

「はい!
絶対に行きます」


展示会かぁ。
ってことはいろんな人があたしの絵を見に来てくれるんだよね。
嬉しいけど、少し恥ずかしい気持ちもあったりする。


「それで、今日呼んだのはね。
この話なの。
ちょっと読んでみて?」

「ん?
…留学?
これってどういうことですか。」

「このコンクールで上位に入賞した人はね、海外の美術大学で学ぶことができる留学サポートをしてもらえるの。
あっちの大学には紹介してもらって通うことになるから普通に留学するよりきっと手続きとかも楽だと思うの。
美波ちゃんが将来のことをどう考えているのかわからないけど、留学。
してみない?」

留学…。
そんなの考えたことなかった。
進路なんてまだまだだと思ってたし。
まして趣味でやっていた絵を仕事にしようだなんて考えもしなかった。