Rainbow~七色の虹に願いを込めて~






Marieはそういうと微笑んで歩いていった。
Marieの後ろ姿はとても凛々しく見えた。
決意に満ち溢れたって感じ。
きっと自分に自信があるんだ。
そしてファンを心から信頼していて、味方につけている。
だからこうして迷いの中にいる俺らに助言をくれたのかもしれない。



「ありがとう、Marie…」


今までずっと冷たい言葉を投げかけてきた。
そんな俺らだけど、きっとこれからは変われる。
いい仲間として仲良くできると感じるよ。



社長とマネージャーは少し不服そうな顔をしていた。
まだ心から納得した感じではないというか。
言いたいことがたくさんあるんだろうなぁって顔。
だけど、最終判断は俺と奏楽がすることだから。
俺と奏楽はもう決めたから、もう迷ったりなんかしない。
そしてもう一つ。



「あの、お願いがあるんですけど。」