「あたしたちは、信じなくちゃいけないと思うんですよ。
信じるべきなのはあたしたち自身ではない。
仲間だけでもない。
大切な人でもない。
あたしたちが一番信じなくてはいけないものはファンだってこと。
あたしたちは一番それを忘れてはいけないし、心にとめておかなくてはいけないと思います。
二人の言う通りです。
きっと二人を見てきたファンなら、きっとついてきてくれると思います。」
Marieはそういうと外へ出ていった。
Marie…。
何を考えているんだ。
どうしていきなりこんなことをしたんだ。
Marieを偽の恋人にしてから、俺は何もしてない。
もはや俺と奏楽はMarieに冷たい態度をとり続けてきたのに、急にどうして肩を持つんだ。
「Marie!
待てよ。」
「蓮。
ありがとね。
あと、美波ちゃんにも謝っといて。
いろいろとイジワルなこと言っちゃったの。
でもまさか、蓮のためにあそこまでするなんて思わなかったなぁ。
蓮に対してあんな風に思ってるなんて。
負けちゃったよ。
あたし…あの子に勝てないもん!」
「Marie…お前…」
「ちゃんと幸せつかんで、幸せにしてやんのよ。」

