怖かった。 今まで俺たちがしてきたことがちゃんとファンに伝わってるのかと。 きっとファンは俺らを誰よりも大事にしてくれていて。 信じてくれていて。 そんなファンを信じることができていなかったのは俺たちの方かもしれない。 「美波。 ありがとう。」 「うん。 蓮、もう一度考え直す?」 「いや、もう答えは決まってるよ。」 今、俺がすべきこと。 それはたった一つなんだ。 「奏楽。 もういいよ、話があるんだ。」 「話?」 「あぁ。 社長とマネージャーにも言う。」