Rainbow~七色の虹に願いを込めて~





「蓮に…守られたいわけじゃないよ。
あたし、蓮に守られてるだけじゃ嫌だよ。
あたしだって蓮を守りたいの。
蓮、知ってる?
蓮のアイドルって仕事はたくさんの人に夢と笑顔を与えるんだよ。
蓮は失ったものがたくさんあるって言ったよね?
でもあたしは別に蓮がアイドルになって失ったものがたくさんあるなんて思ってないよ。
失ったものも確かにあったかもしれない。
だけど、その分、得たものもあったじゃん。
言ったよね?
昔さ、あたしが蓮を信じてあげれなかったときに。
”もっと俺を信じてほしかった”って…。
その言葉そっくりそのまま返すよ。
頑張るだけじゃどうにもならないことだってあるよ。
ってあたしが言ったこともあったよね。
だけど、頑張らなくちゃなんだって始まらない!!!」


始まらない。
美波が俺に伝えたいこと、それは…
もっと相手を信じてあげること。
そしてもっとみんなを信じてあげること。
そして頑張ることで道を開くこと。



「俺、アイドル…続けていいのかな。
美波を悲しませたり、一人にさせたりだってする。
今以上に忙しくなったら美波との時間がどんどんなくなる。
それでも…」

「あたしは、何があっても!!!
蓮を信じるよ。
蓮は?
蓮は信じてくれないの?」

「俺は…」