「奏楽、お前なんで…」 「そこであったんだよ。 蓮に会いに来たんだってよ。 蓮に話したいことがあるんだって。」 俺に話したいこと? 「僕はちょっと外に出てるね。 二人で話しなよ。」 そういうと奏楽は美波に小さい声で何かを言い、出ていった。 残された俺と美波。 空気は重く支配していた。 「ずいぶん頑張ってるんだね。 全国ツアー決まったんだよね。 おめでとう。」 「あぁ。」 会話が続かない。 こんなの今までなかったのに…。