「奏楽…。」
「でも、そんなの関係ない!!
そんなの美波ちゃんには関係ないんだよね。
美波ちゃんが今必要としているのは確実に蓮なんだもん。
必要としている人がいる。
必要としている人が待っているのにそれを見て見ぬふりをするなんてアイドルとして失格だよ。
アイドルは皆の笑顔を守るのが仕事なんだもん。
それなのに…僕は…自分が一番守らなくてはいけない大事なことを忘れてたんだ。」
奏楽…。
お前は誰もが認めるアイドルだよ。
俺が出会ったときから変わらない。
お前はトップアイドルだよ。
それは仕事上だけではない。
外からだけではない
内側だってアイドルだよ。
きっと俺はどんなに頑張っても奏楽には追いつけないと思う。
だけど、いつか超えてやるからさ。
お前みたいなアイドルになってやるからさ。
そう心に感じた。
アイドルに戻るなんてもうできないとは思うけど。
だけどアイドルに戻れなくても、奏楽、
お前みたいなやつになりたいよ。
そしてこの短かったアイドル生活で学んだことは忘れない。

