「うきゃゃゃゃ~!!!」 次の瞬間、私の口からは保健室の空気を震わせてしまうような、変な声が出ていた。 隣の雪は、手のひらで両耳を塞ぎ、梅田先生は顔をしかめている。 だけど、声とか二人の表情とか………気にする余裕はなかった。 だって、 だって、 だって…………。 いつもは、キッチリと閉まっている制服の白いシャツが………。 何故だか…… 何故だか…… ペラーンと前開になっていたのだから…。