マシュマロな彼





「うめっち~俺の彼女なんだから……」



横にいる雪は呆れた声を出しながら、アメリカ人みたいに両手を肩まで挙げて、肩をすくめた。



なななんの話?


話の先が分からないんですけど。


そんな私にまたまた呆れた表情をした雪は、ため息を付きながら指をさした。




「さくら、制服」




制服?


何が何だかわからないけど、とりあえず雪と梅田先生の言った言葉をつないでみた。



制服………前………。


前………制服………。



制服の………前?



ようやく繋がった言葉の意味を確かめるように、




自分のおなかへと視線を落した。