とりあえず部屋に行かないとな。
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カツカツカツ
さっきのスーツ姿のまま親父の部屋に入ったとたん、親父の腰巾着のヤローが関節業極めてきやがった。
そして親父のもとまで引きずられること。
あぁ折角の高級スーツが。
・・・そこは気にせず。
いちおー馴れてるからそこまでいたくないけど・・・
これは・・・親父が俺にお仕置きしてるつもりなのだろう。
『あれ』を隠してることバレた?
うっ!いつも以上にいてぇ。殺す気?
「大剛くん、嘘をついたね?」
「そ・・・んなわけなッッッ!!!!」
否定はしたけど・・・
これは・・・言うまで続ける気だ・・・!
なんか親父がいってるけど聞こえない!
・・・もう良いや。
あまり言いたくなかったな。
『チッ由美姫のファンの中に有希が・・・』
っつう!!はぁはぁはぁぁぁぁ
言っちまった。
何とかお仕置きは終わったけど・・・
毎度のことながら良心が痛む。
・・・ん?親父の顔色変わってる?
でも・・・部屋から出ないと・・・
きついけど親父の部屋から出た。