幼馴染みとの話


ゴロゴロゴロ…

昼休み、雷が鳴りだした。

「イヤぁ…。」

耳をふさいで泣いていた、ユキが。

「ユキ、抱きしめてあげよっか?」

手を広げて待っていた。

すると。

「ミズキぃ…。」

涙目で抱きついてきて、めっちゃ可愛い。

「ほら、大丈夫、大丈夫…。聞こえない、聞こえない…。」

そう言いながら、ユキの背中をさすっていた。