「ほら、ユウリー。立ってー。」 ユウリの手を引っ張る。 「うんー。」 眠そうだなぁーww 「ユウリ、寝ないでよー?」 ユキが注意した。 教室の入り口まで行く途中、ランドセルを取って、ドアの隣に置いておく。 「先生!授業中なのに、おしゃべりして、ごめんなさい!」 「もぅ、おしゃべりしないようにします!」 「ホントにごめんなさい!」 一人ずつ言って、頭を下げる。