幼馴染みとの話


そして、金曜日。

先生と一緒にいられる最後の日。

私達には五時間目の授業を、もらうことができた。

飾りつけは昼休み内に終えることができて、一安心していた。

さっき予鈴がなったから、先生はそろそろ来るだろう。

クラスの皆一人一人にクラッカーを渡し、先生が来るのを待った。

「笑顔、だからね!お別れ会じゃなくて、おめでとうの会だから。」

ユウリがそう言って、泣きそうになってた子も、笑顔を作った。