ぇぇえええ?!
今の発言……ビックリしちゃって顔あげちゃったよ…
あ、でも……眠気が…。
ホントに寝そう………、。
……………(-_-)スヤスヤ…、…



「ねぇ、ちょっと。シロガネ?さん。」

「……zzZZZ………、……はっ?!」

えっ、待って私本当に寝てた?!

「…あのさ、ボクのこと見えてる?」

「え?誰………、ってうぇ?!?!」

眠い目をこすりながら上を向くと、
呆れた顔をした転校生がいた。

ちょっと待って!!えっ?今ここに居るってことは
寝顔見られちゃったってこと?!

「…あ、あの……。」

「あのさ、今体育なのになんでここにいるの?
ボクはまだシャージ持ってないから自習なんだけど
キミも体育やらないの?」

「へっ?」

時計を見てみるともう二限目、そう移動しなければならないのだ。
…となると……、私、サボりになってるってことなの?!

「え……ウソ………。どうしよ………」

困ったまま彼の方を見ると彼はため息をつきながら自分の席に戻っていった。

「ど、どうしたらいいと思いますか…?」
私はおそるおそる彼に聞くと

「しらない。」

「え゛Σ(゚Д゚)」
つ、冷たい…!
と思ったのもつかの間、

「あとさ、なんでキミはずっとおどおどしてるの?
ボクとキミは同級生でしょ?それとも今までずっと
人の後ろに隠れてどさくさに紛れて色々なことをしてきたの?だからそんな辛気臭いの?」

えっ?

彼の言葉を聞いた瞬間私は言葉が詰まった。