「たぶんそこら辺で白雪がはなのこと探してると思うから行ってきな!さっき、ここに来るまでに白雪が息切らして走ってるとこみたからっ!!」

私は蘭にお礼を言ってなおを探しに行った。

なおを見つけるのに時間はかからなかった。

「なお!!!」

私がなおを呼ぶとなおはこちらへ走ってきた。

「はな………俺…」

「なお、ごめんね。私が悪かった…。それよりね、なおに話したいことがあるの。」

なお。私ね、今から勇気を出すよ。