君と2人の帰り道

後から呼び止められた気がしたけど私はバックをもって下駄箱へと走った。

何なんだ私は。

何をしたいのかな?

訳がわかんない。今は、一人になって泣きたい気分だった。

野原に行こうかな。

あそこなら誰も来ないし。

こんな時間にはなおも練習しに来ないでしょ。

私は野原へと向かった。

よかった、やっぱり誰もいないや。

なおはいつも私と一緒にいてくれた。

そんななおが私から離れるなんて…考えたくない。

私は泣いた。

体の水分が全部抜けるくらい泣いたと思う。

「帰ろっかな」

私が立とうとすると、後ろから懐かしい声がした。

「あれ、はな?」

蘭だ。

九州から帰ってきたんだ!

「蘭!!お帰りー!」

蘭はこっちに向かって歩いてきた。

ちょーっと怖い顔で………。