『『ありがとうございましたーっ!』』

今日も厳しい部活の練習が終わった。

私、白石華(しらいしはな)は中学校2年生。

多分、女子の部活の中で一番キツイバスケ部に所属してます!

あぁー今日も疲れたなー

そんなことを考えてると後ろからポンと肩を叩かれた。

「はーなっ!お疲れ様〜♪」

私と仲がいい雨山蘭(あめやまらん)だった。

ちなみに、蘭も2年生。

「なんでそんなにニヤニヤしてんのよ」

もー蘭ったら。

私は蘭の笑顔の理由が分かってた。

「もぉーはなっ!頑張れよっ♡」

あぁーもぅプレッシャーかけないでよ……

その時、後ろから声がした。

「ねぇ、早く帰ろーよ」