ネガティブ少女、爽やか青年。




俺は控え室を出て、廊下にでる。


えーっと、清水清水……。


あ、いた。



「清水先生。ご用ですか?」


「あ、智哉先生!

あのぉ、先程の女性とはどのような関係ですか?」



は?え、なに?そんなことで呼び出されたの?!俺は!



「ああ、高校時代の後輩ですよ。度々連絡を取り合っていましてね……。それがなにか?」


「いえ……。彼女さんじゃないか、心配してたんです。」



ぽっと顔を赤く染めて上目遣いで俺を見上げる清水。




……か、可愛くねぇーーーーー!!!!!!




そういうのは可愛い子だけが許される行為なんだよ!!!!


……あ、いや、清水も美人類だけど……。


まあ、清水は計算してやったことだからな!!!


わざとだからな!!!だから可愛くないんだよ!!