今日は来る

「智也、俺は未瑠の事は諦めれない。」




「あぁわかってる。」




虚しくなってきた。




「でも、俺の1番の願いは
未瑠が幸せになる事!」




俺は顔を上げた。




「未瑠泣かすなら俺がもらうからな!
大切にしろよ!!」




そう言うと、太一は笑った。




自由練習になった。




ふとフェンスの方を見た。




!!!!!




なぜか休みのはずの未瑠がいた。




あっ!目合った。




逃げたし!!




俺は無我夢中で追い掛けた。




「未瑠!未瑠!」




未瑠は全速力で走っていた。




転んだ!




俺は急いで駆け寄った。