今日は来る

璃那side




「未瑠が癌?
だって今こんなに元気じゃん!!」




「今は・・・ね。
いつ体調を崩してもおかしくないの。」




「嫌だ!未瑠!
ねぇ嘘だって言って?」




未瑠は私の方を向いたまま
何も言わなかった・・・。




私は未瑠に抱きついた。




「未瑠!ずーっと
友達だよね!?」




「うん。ずーっとだよ。」




なんで未瑠がこんな目に・・・。




私と太一君は
しばらく泣いていた。