「加藤くん。
何があったか知ってる?」




「いえ、でも
だいたい誰がやったかは
想像がつきます!」




「誰だと思ってるの?」




「それは・・・」




言っちゃダメ・・・。




逃げたくない・・・。




私はそこから何も
覚えていなかった。




次に目を開けた時
智也が私の手を握ってて、
私に向かってずっと
"ごめん"って言ってた。