今日は来る

「・・・もうホント
ありえなくない!!?」




「そうね〜!
でもね未瑠、ちゃんと覚えといて!」




お母さんは珍しく
真面目に言った。




「どんな事があっても
智也君を信じるのよ!」




「うん!」




「お母さんも昔
そんな事があってね〜!」




「えっ!お父さんって
カッコよかったの?」




「違うわよ!逆よ、逆!」




「えっそうだったの!」




「そうなのよ!それでね〜・・・」




お父さんが帰って来るまで
お母さんとずっとそんな話をしていた。




ご飯食べ終わったあとも、
お父さんを入れて
話ていた。




寝に行ったのは12時30分。




いつもなら寝ている時間だった。