「はぁ……ん…


やるわね…あなた。」



「認めてもらえて嬉しい限りですよ」



「ふふっ…

その生意気なところも素敵……」


「まさか会社の上玉と

こんなことするとは

思ってませんでしたね。」


「あら?

私は前から狙ってたわよ。

期待の天才ルーキー時枝部長?」


「おかしいな。

あなた子供いませんでしたっけ?

恋してる暇あるんですか?」



「いいのよ。いらないわ。

あの死にかけババアも役立たずなガキも。

死んだら遺産だけもらって子供は捨てる。

そしたら邪魔者はいなくなるわね?」


「それはプロポーズと

受け止ってよろしいのですか?」


「あん、焦れったい。

そう聞こえなかったかしら。」


「随分と大胆な方だ。

じゃ、こんな話は後にして、

続きしましょうか










ーーーーーー副社長秘書の弓場さん?」