「……描けねぇよ…」 「描いて!」 「無理だって…」 「…単位あげないからね!?」 「………」 ぷぅっと頬を膨らませながら俺の目を見る。 まじで? 単位があるのかよ… 「単位取らないと卒業できないよ!」 サヤの顔は大真面目だ。 本気…みたいだね。 俺はいつまでサヤのペースに流されているんだろう。 でもそれを嫌だと思わないのは居心地の良さを感じているからかな。