「………」 恥ずかしい気持ちを抑え、渋々描いた絵を見せた。 あまりにも下手すぎる… 何も言わないサヤを見て恥ずかしさで顔がカーっと熱くなった。 あまりにも下手すぎてサヤはかける言葉が見つからないんじゃないか… 俺の絵で困らせてしまって申し訳なくなった。 「だから俺…絵心ないんだって…」 そう言ってスケッチブックを閉じようとすると、サヤはスケッチブックから手を放そうとしなかった。 「…サヤ?」