少し期待して来ただけにちょっと気落ちしてしまう。 こんなときに彼女の声を聞いたら元気になれてしまうんだろうけど… 「…ハル君?」 だけどそのに聞こえてきたのは、彼女の可愛い声じゃなく低く深みのある声だった。 「あっ……」 高津先生…。 「姿が見えたものだから…」 片手にスケッチブックを抱えて歩いてくる。 「今日サヤちゃんは来てないよ」 「やっぱりですか…」 また少し気落ちしてる自分が居た。