「俺はそう感じたけど…」 「思ったとおりだ…」 「えっ?」 「ハルは絶対素敵な絵を描くよ!」 そしてまた泣き顔から笑顔へと変わった。 その笑顔に俺の心臓が掴まれた。 「……サヤちゃん?」 彼女の声と木々のざわつく音しか聞こえない中に入ってきた声に俺は振り向いた。 「あっ先生!」 …先生? 彼女は満面の笑みで応えてる。 先生と呼ばれたその人は俺を見るなり軽く会釈した。 「高津先生だよ!こっちはサヤが昨日話したハル!」 間に挟まれた彼女は交互に顔を見ながら紹介してくれた。