「なんだよ?」 気持ちいいほど綺麗になっていく皿から目が離せない俺の顔を不思議そうに見てる。 俺は思い出したように口を開いた。 「あ……うちの大学って…芸術科あったよな?」 「お前何言ってんの?うちの芸術科はちょー有名だって…」 「だよな…。じゃあそこに…サ…」 “サヤ”と言おうとしてやめた。 「なに?」 「いや、いいや。何でもない…」 「何だよそれ…今日のお前なんか変だぞ。今日も飲みに行くか?」 こいつまだ飲みに行く気かよ… 数時間前まで飲んでただろ?