空色canvas





「俺も見てねぇよ。今日は来てないのかもな。てか、お前昨日の話まじかよ…」


「あぁ…」




圭介も見てないと聞いて、ちょっと落胆しながら椅子に座った。




「信じらんねぇよ。そんなことするなんてさ…俺まじで誠司先輩のこと憧れてたんだぞ…」



わざとらしく泣きそうな顔をして目尻を下げる。




「俺だってまさかあんなやり方してくるとは思ってなかったよ。でもそんな手を使ってでもサヤの記憶を取り戻してみせるって言ってて、それがこれだったのかと思うと、まじ怒りおさまんねぇよ…」




圭介に話す間も俺の目はあいつを探し続けた。