結局一睡もできないまま朝を迎えた。 空は嫌味なくらい晴れてる。 サヤは今日いないかもしれない。 昨日あんなことがあったんだ…。 だけど、もしサヤが来てないとしてもあいつにだけは会わなきゃいけない。 あんなやり方… 思い出すだけで頭に血が上る。 ガンッ! 壁に叩き付けた拳は赤くなるだけで痛みは感じなかった。 「あいつは?見なかった?」 大学に着いてから俺は異常なぐらい辺りを見回しあいつを探した。 そして食堂でも探しながら、携帯をいじる圭介に聞いた。