一週間ぶりのサヤの姿は何だかとても綺麗で、中々声をかけることができなかった。
サヤのすべてを知った今、彼女をとても愛おしく感じる。
恋を…してしまったみたいだ。
今はサヤが描く空にではなく、ニコニコと笑って描くサヤの眩しい姿に吸い込まれそうになるんだ。
このままずっと見ているのも悪くないかもしれない。
でもやっぱり俺に向けられる笑顔を見たいんだ。
「……サヤ」
ザワザワと木々が揺れ動く音の中で、彼女がゆっくりと振り向く。
「…ハ…ル?……ハル!」
歯を見せてニコッと笑ったかと思うとすぐに駆け寄ってきた。


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