―――――――― ――――― ――… 「絵…上手だね…」 「えっ…」 振り返った彩耶の姿は俺の知る彩耶のままですごく愛しくなった。 「君の絵…すごく好きだな…」 …違う。 好きなのは絵じゃない。 彩耶だ…。 「あの……誰ですか?」 「………!」 キョトンとした顔を向けられるとショックだった。 俺が誰かもわからないのか…。 病院に来たことすら覚えてない…か。 医者には言われていたけど、実際目の当たりにすると結構きついな。