「あ…わりぃ!今、友達と遊んでんだわ」 〔ちょっと誠司ー!電話誰ぇ?早く切ってよ~〕 「………っ!」 「あぁもう、うるせぇな! あ…彩耶?悪いけどそういうことだから話はまた今度な」 プツッ! ツーツーツーツー… 「………」 カシャン…! 携帯が手から放れ、地面に叩きつけられた衝撃で画面が消えた。 それを拾うことすらせずゆっくりと空を見上げる。 青い青い空……じゃない。 黒い暗い灰色の空…