空色canvas




「あの…話って…」



ポタ…と髪から落ちた滴が腕を濡らし一瞬ぶるっと身を縮める。

先生と会うのは三回目だけど、これまでと雰囲気が違った。

その表情にこれから聞く話がどんなものなのか嫌な緊張が走る。




「きっと君が知りたいことと、私が今から話すことは繋がると思うよ…」



「えっ…どういうことですか?」



「さっき君が見てた絵…」



ドクン…


心臓の鼓動が少しずつ速くなる。




「あの絵を描いた彼女のことが知りたいんだろ?」



「………」



驚いた眼差しを向けると、先生はその目を逸らした。

目を伏せ、ゆっくりと口を開く…。