「サヤね、お空を描いてたの!」 「…は?」 キラキラした目で言う彼女の言葉に一瞬固まってしまった。 「あっち!!」 そう言って呆然とする俺の腕をつかみ立たせた。 ガンッ! 「………っ!」 急に立たせられて頭に痛みが走る。 だけど、そんなこと彼女は気にもせず絵の具のついた手で俺の腕を掴んだ。 案の定俺の腕も水色に染まる。 あーぁ…… 絵の具だらけの腕を見つめながら引かれるまま彼女についていった。