俺が行けば「ハル!」と言って満面の笑みを向けてくれ、男のことを聞くと包み隠さず教えてくれる。
絵を褒められたとか、学校の話をしたとか…
大学の授業って話聞くばかりでつまんなそうだね、と言って笑っていた。
そんなある日…
次の授業までの間、いつものように圭介と学食で時間を潰していた。
「あ……」
そして俺はそのとき初めてサヤと一緒に居るとき以外のあいつの姿を見たんだ。
「あれ?誠司(セイジ)先輩じゃん…」
圭介の目もあいつに向けられている。
「圭介…知ってんのか?」
あいつから圭介に視線を変えて思わず口にした。


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