空色canvas




「………」



なんだ…これはもしかして嫉妬ってやつ?


俺と高津先生しか知らないと思っていたサヤの笑顔が、今他の男に向けられている。


正直…悔しかった。



ジャリ…


その場を去ろうと後ずさりしたとき、靴の下で小石が擦れた。

その音に振り返るサヤと男。



「……ハル!」



そして俺に向けられる太陽の笑顔。

その笑顔に微笑み返すと横の男へと視線を移した。




「………っ!」



…ゾクッとした。

あまりにも鋭い目で睨まれていたから。


その目が明らかに俺を邪魔だと言っている。